第２２５号　「ＦＴＴＨアクセスサービスの加入契約数は、3月末で約300万件に達する勢い」

[2005.03.23号]

　今年はスギ花粉が大暴れのようだ。どこかの山では、山火事と間違えて通報があったというくらいだから相当だ。2月の頭くらいからチラホラとマスクをかける人が目立ってきたが、3月に入って、ピークを迎えている。検見川浜の辺りを歩いていても、もちろんマスクは目立つが、東京に出るのに電車に乗ると、これまたマスクが目立ってくる。花粉症の皆さんには気の毒だが、カラス天狗の電車に乗ってしまったような気分になってくる。そのマスクにもいろいろ種類があるようで、「あらっ、あなたのマスク、鼻が高くていいわね。どこで買ったの？」なんて会話が聞こえてくる。見てみると、本当に鼻が高い。中身の鼻が高いかどうかはもちろん確認できないが、マスクの鼻は高い。小顔が増えて来ているのだろうか、若い女性など、顔全体がマスクに隠れてしまいそうな人もいる。エレベーターなどの狭い空間で、8割くらいの人がマスクをしていると、マスクをしていない方が何かおかしい感じもしてくる。
　ところで、花粉症には、ヨーグルトがいいそうだ。これは2年ほど前に、あるメーカーの人に教えていただいた。スタッフが実践してみると、確かに効くのだそうだ。全く症状がなくなるわけではないのだが、やわらぐのだそうだ。明治、森永、どこでもいいが、朝とかにお茶碗一杯くらいのヨーグルトを食べると、その日一日の症状が軽くなるという。何が効くのかは教わったような気もするが、理由は忘れた。
　電車の中で、「ヨーグルトが効くようですよ」といってあげたいが、そんなことができるわけがない。こうしてこっそりとしたためて、読んだ方が、トライしてみて、効果があったら、それは幸いだ。効果があったら、メールでも下さい。教えていただいたメーカーの方に、「『効いた』というメールが届きました」と報告をします。技術者の方で、けっこう集計なんてしていたりするのです。今年は、何人の方に「ヨーグルトが効きますよ」といって、何人の方に効果があった、というのがこの時期の楽しみのようです。先日も、「今年の花粉はたいへんなようですが、いかがですか？」とスタッフにメールが届きました。もちろんスタッフは、ヨーグルト療法をしておりますので「おかげさまで、何とかやわらいでおります」と返事を書いたようです。
　3月も彼岸を過ぎると、だいぶ寒さも和らいで来ました。もちろん北国や雪国の方々はまだまだ寒い日が続くでしょうが、この千葉あたりでは、今夜は、夜中でもストーブをつけずに過ごせています。（熱燗を引っ掛けて原稿を書いているわけではありません。念のため。）
　つい1週間くらい前までは、まだ肌寒く、花見の季節はまだまだだ、と感じていましたが、今夜あたりは、そろそろ夜桜の季節が近づいてきたかな、と感じさせます。
　ああ、そしてまた暑い夏。これをもう２、３度繰り返すと、日本国中、地上デジタル放送が始まっています。そして、やがて「デジタル化されない地域をどうするんだ！？」とか、「ブロードバンド過疎地を何とかしようではないか！」なんて議論が真剣に始まってまいります。その頃、我が家のテレビはデジタルＴＶに変わっているのだろうか。ＳＴＢを付けて、デジアナかな？　「デジタルＴＶを買った！」といえるよう原稿書きに精を出そう。（い）

【目次】

◆１．伊藤忠、ＮＴＴ西日本の出資による
（株）オン・デマンド・ティービーがネット映像配信事業に参入
◆２．デジタルメディアの録画問題（その１）
――ＨＤＤで録画してＤＶＤに記録する
◆３．ＪＣ－ＨＩＴＳ利用でＣＳデジタル多チャンネル放送をサービス
◆４．ケーブルテレビ網を活用したＶＯＤサービス、電話サービスの実証実験
◆５．広島シティケーブルと広島ケーブルビジョン、2006年4月1日に合併
◆６．ケーブルテレビ関連事業者等向けに月額固定・マルチキャリア対応の
位置検索アプリケーション『ここだよ、みつけて！』の提供開始