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第262号 「全国で地デジ開始。アナログ停波2011年はもう目前」

[2006.10.03号]

 前号(261号)の送り状で、「ひかり電話ではフリーダイヤルが掛けられない」とNTT東日本-千葉のコールセンターで聞いて、驚きと落胆の中で、送り状原稿を書いている頃、NTT東日本のひかり電話は、つながりにくい状況になっていた。翌20日もつながりにくい状況が続き、夕方から飲んだ御仁はウィルス説や安倍政権誕生を狙ったサイバーテロ説を声高に叫んでいた。この「ひかり電話でフリーダイヤルは掛けられない」という原稿に関しては、何人かの読者の方からメールをいただいた。要は、「掛けられる」というのが正解だった。以下、某読者のメールを流用させていただく。
≪Webで見られる情報を確認した限りでは、(1)ひかり電話から、フリーダイヤルにかけることは可能(KDDIのひかりoneでも可能)ただし、フリーダイヤルの契約者側で規制していれば、着信しない。(2)フリーダイヤルは、ひかり電話からの着信が可能(KDDIのひかりoneでも可能) ただし、050番号のIP電話からは、着信は不可。(3)フリーダイヤルは、発信した端末を識別して規制をかけることが可能で、規制が可能なのは、公衆電話、CATV電話等、携帯電話、PHS、衛星電話の5種類。ですから、たいていの場合は、ひかり電話からフリーダイヤルはかかると思います。確かに、紅白の勝ち負けの投票などは掛らないようです≫
 他にも、「掛けられた」というメールをいただきました。ということで、「ひかり電話でフリーダイヤルはおおむね掛けられる」というのが正解のようです。お騒がせいたしました。
 とすると、いったいあのコールセンターの女性は、何を根拠に、「できない」と言ったのか? ちょうど9月の中ほどに、「ソリューション・トゥデイ」というNTT東日本―千葉のPR誌が届いていた。9月15日、名古屋の「ケーブルテレビフェスタ」に行った時に(一般の来場者は10万人を越えたということです)、テレビと電話を繋いでクイズ番組に参加したりするサービスはひかり電話ではできない、という話を聞いていて、19日の朝も気になっていた。そこで、「そうだ」と思って、PR誌をひっくり返すと、<株式会社NTT東日本―千葉 第△営業部門 ソリューション担当 ○ ×× 連絡先:0120-548260>と書いてあり、○さんは、「そうだ。前にBフレッツを引くときに電話で話したことのある人だ。聞いてみよう」とフリーダイヤルを回したのであった。
 後は、前号で書いたとおりで、窓口に出た女性は、「フリーダイヤルも掛りませんから、(電話投票も)ダメでしょう」「エ~!そうなんですか」で終わってしまい、そして、何か全身の力が抜けてしまったのだった。その流れで原稿を書き連ねた。
 それにしても、「フリーダイヤルに掛けられない」という回答は間違いなのだから、とんでもないオペレーターの「対応」ということになる。こちらは、「ソリューション担当」のフリーダイヤルに掛けているから、「まさか」と思いつつ、信じてしまった。誰かが同じような質問をして、同じように対応されて、驚いて2チャンネルあたりに載せられたらとんでもなく広がってしまうことになる。あ~コワイ。
 27日、NTT東日本―千葉の知人と飲み屋で会ったので、「ひかり電話とフリーダイヤルの関係」を聞いてみると、やはり、「掛かる。特別な番号以外は掛けられる」ということでした。
 一連の事情を話すと、(前にも聞いたことがあったのですが)「コールセンター業務をアウトソーシングしている」ということで、「困っちゃうな。そういう対応されたのでは…」と頭を抱えていました。
 彼は、「今の営業のやり方はおかしい。ひかりの基本料金が安いからといっても、携帯電話が普及しているので、家庭の電話はそうそう使われない。でも、ブロードバンドを利用したひかり電話は、映像も送れるので、遠隔地にいる年配の両親などとの通話の時に、テレビ電話で顔がみえる。そうすると安心するじゃないか。そういう高齢化社会に適した機能もあるんだよね。むしろ、そういうことをアピールした方が、ひかり電話の価値を認めてもらえると思うんだけどね」といっていた。
 まあ、お騒がせしましたが、今回は、何と「コールセンターは、そのまま鵜呑みで信用してはいけない。原稿に書く前には、さらに、内部に確認しないといけない」ということを学習しました。
 でも、職業柄、それができるからいいですが、一般の方はそこまでしないだろうから、世の中にはいろんな誤情報があるんでしょうね。
 と、これは誤情報ではありませんが、エニーユーザーという会社から、「のぞみ電話」が近々発売になるそうです。「ひかり」を超えて「のぞみ」だそうです。http://www.anyuser.co.jp                        (い)
                                 


【目次】

◆1. 2010年代のケーブルテレビの在り方に関する第6回会合開催
    【ケーブルテレビをめぐる諸課題(案)】
◆2. 国内初!! 無線による情報格差是正手法の検証
    ~ ギャップフィラーとWiMAXによる地域情報格差是正についての検証開始 ~
◆3. 全国初、ケーブルテレビのコミュニティch が地上デジタル対応テレビで視聴可能に
    ―BNMUXが、エルシーブイ株式会社、峡東ケーブルネット株式会社に納入
◆4. 連絡案内の一括送信や回答内容の集計が簡単にできるアプリケーション
    『連絡だよ、回答集合!™』を法人・大規模組織向けにサービス拡大
◆5. DXアンテナ、デジタル信号を高品位で合理的に接続する
    HDMIケーブルを2機種 新発売
◆6. 秋田ケーブルテレビがRF リターンを利用したPPV サービスを本格開始
    ~双方向サービスの充実により更なる高付加価値サービスを展開~
◆7. 日本BS放送が、毎日新聞データ・ニュースを10月から放送
◆8. キッズステーション 視聴者からの投票によって選ばれた作品を
    冬休み及び年末年始にスペシャル放送!! 現在、リクエストを募集中!
◆9. アイキャストに『ディノスチャンネル』『キッズステーション』が登場

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