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第311号 「名古屋市中区栄で「ケーブルテレビフェスタ2008」開催」
[2008.11.11号]
もう野球は、スポーツニュースで、ダイジェストをみるので十分なくらいに興味が低下しているが、それでも久しぶりに巨人対西武の頂上決戦、多少は気になるところだが、それでもテレビの前に座って試合の成り行きをみようという気にはならない。3勝3敗の5分。どちらにころぶのか、誰が勝負を決めるのか、そんな興味はあるのだが、やはり年末になると、多少忙しくなって、その時間帯(午後9時頃)は、きっとパソコンの前で、原稿を書こうともがいているだろう。
先日、近くの関西系大型スーパーイズミヤの地下の食料品売場で、いつも買う円形の6P入りチーズの値段がおかしいのに気がついた。いつも安くなっている時にしか買わないのだが、その値段が、「238円」。ところが、同じ品物が、2個セットで、「498円」となっている。しかも、「お得です」というキャッチフレーズまで、ついている。こういう「不可思議」なことはたしかめなければ気がすまない性分で、〈何でも係り〉みたいなデスクのオネエサンAを呼びにいった。
「同じ商品だと思いますが(2個パックの方は、パッケージングがしてあって、完全に同じ商品かどうかは、開けてみたいとわからない)、1個238円のものが、2個なら476円。ところが、この2個パックの値段は、498円。しかも『お得です』と書いてあります。この表示は、おかしいですよネ」というと、「たしかに」と、それ以上は、答えようがない。そこに、その棚を担当のオネエサンBがたまたまきて、Bも「たしかに、おかしい」ということで、Aは、「チーフに聞いてきてください」とBに。筆者には、「確認しますので」ということで、それで終わった。(寝癖頭のクレーマーと思われるといけないと思ったからだそうだが)後をチョコチョコついてきていた家人が、「1個くらい買ったら」というので、「238円」の品物を買った。
今、手元にあって、正式な商品名を確認しようと、箱をひっくり返してみると、種類別は、プロセスチーズ、製造者は、エムケーチーズ(株)になっている。丸いパッケージを時計まわりに見ていくと、〈お気づきの点は、森永乳業「お客さま相談室へ」〉とある。販売者は、森永乳業だ。それから、また時計まわりに進むと、「クラフト」という商標があって、「この製品は、米国クラフトフーズ社との業務提携により、森永乳業グループのエムケイチーズ(株)が製造しています」とある。商品名がよくわからない。表には、「カマンベール入り6P」と大書してあるので、これがきっと商品名なのだろう。
ここまで書いてきて、何か気恥ずかしい気分になってきた。「カマンベール入りチーズ」ではなくて、「カマンベールチーズ」を買えるように、頑張る方が先なのではないか、と。もちろん、年に何回かは、カマンベールチーズも買うが(ただし、安い時に限る)、でも、これから先、たまにカマンベールチーズを買えることをたいへんな喜びに思うような時代になっていくのかもしれない。(筆者だけか?)
そういえば、バターだって、商品棚にならんでいないものなあ。200g入りの箱はこの辺のスーパーでは、見当たらない。雪印の「ミニ」パッケージが申し訳程度にならんでいる。
その下には、「バター風味のマーガリン」というような商品が並んでいる。要は、バターではない。
我が家の冷蔵庫には、少し使った雪印のバター(残180gほど)、まだ開けていない明治乳業の「北海道十勝バター(200g)」があるが、何かもったいなくて使えない。レアものだ。
閑話休題。2、3日して、買い物に出かけた際に、その後、どうなったかを確認することになった。チーズなどの乳製品売場は、地下食料品売場を回る際の筆者の順路に入っているから、必ず通るのだ。ふとみると、「1個278円」になっている。2個パックは、「498円」。<え~、値上げだ!>と思ったが、この商品の正規の値段が、もしかすると「298円」くらいなので、値上げにはなっていないのかもしれない。ただ単に、安売り幅が少なくなったということかもしれない。でも、ここの売場は、前にも、値付けの表示がおかしかったことがあるから、仕入れ価格を下回ってることがあるのではないかと、心配になる。
食品売場で、夏の終わりから急に人気ものになったのが、バナナである。最初、香取慎吾のテレビコマーシャルをみて、何をいおうとしているのか、よく理解できなかったが、そのうち、八百屋や果物屋の店先で香取慎吾のポスターを目にするようになった。
バナナも好きな果物のひとつで、前から、たまに買っていたが、次第に品薄になってきた。そのうち、小粒なバナナが大量に売場に積まれるようになって、しかもそれが午後の4時くらいにはなくなっている、というような状況が今も続いている。
バナナと牛乳の取り合わせは体に良くて、選挙期間中の先生方の中には、バナナと牛乳の昼食を車中で取る方もいるほどだから、このブームは、もうしばらく続きそうだ。
10月半ば、千葉の酒問屋で働く30代の男性に話を聞く機会があった。要は、歓楽街の景気がそれほど良くないという結論なのだが、夏前くらいに、千葉県のある自治体で、帰宅途中での飲酒を全面禁止するお触れが出たのだそうである。
自宅の最寄駅から会社の最寄駅まで電車を利用する通勤のパターンには、自宅から、最寄駅まで、バス、自転車、徒歩、それに自家用車を利用する人もいる。会社の最寄駅からは、バス、自転車、徒歩、まれに自家用車を利用する人もいるだろう。
少なくなったとはいえ、日本では、職場の帰りに一杯というのは、今でもごく当たり前の光景で、当然、会社の近くで一杯となる。しばらく電車に揺られて、自宅の最寄駅に。
ある自治体では、そこから先が問題で、けっこう自ら車を運転して、自宅と最寄駅を朝夕往復している人が多かったようなのである。もちろん、飲んで帰った時は、車を置いてタクシーで帰るとか、家人が迎えに来るとか、そういう対応が通常であったろうが、転ばぬ先の杖、ということで、「家に帰るまで途中で飲酒をしてはいけない」というお触れを出したのだ。
しかも、その周辺の自治体もこれに同調した。したがって、その複数の自治体の多くの駅前の飲食街の売り上げがめっきり減ってきた。当然、問屋への注文も少なくなってきた。
彼がいうには、「千葉の酒問屋はけっこうもうあぶないですヨ。お店の注文が減ってきているところにきて、東京からもドンドン問屋が入ってきていますからね。競争が激しくなってきている。体力勝負になったら、勝ち目のあるところは少ない。ボクも次の仕事を早めに探しておかないと、と真剣に思いますもの」
そういえば、最近、どこかの県警が、帰宅途中で、飲酒をする際には、事前に届出を出すようにというお触れを出していた。
給食費に絡んでは、こんな話を聞いた。
千葉県のある市の中学校では、給食の際に、「いただきます」をいわないというのだ。理由は、「給食費を払っているのに、何でいただきますをいわなければいけないのか?」という父兄のクレームがあったからだ、という。そうはいっても、挨拶というものは、お金を払っているからどうのこうのということではないと思うのだが。
この情報は、筆者の耳に入るまでに少し変化している可能性があり、少々「本当かなあ」というところがあるので、機会があったら、確認してみたいとは思っているのだが。
もうひとつ、給食の話。テレビで、半年ほど前に「モンスターペアレンツ」という番組をたまたまみて、ちょうど給食費を払わない父兄の話を扱っていた。たまたま、9月の末に、ある県の教育関係の方と話をする機会があり、県下のある市では、給食費を払わない父兄の増加に困って、万一の時に、父兄に代わって、給食費を払う「保証人」を取っているという。
払えない事情があるなら、それはそれで対処の方法は用意されているのだが、払えるのに払えない、という父兄にほとほと手を焼いての決断だという。そうまでしないと、払わない、というか、お金が回収できないのだそうだ。給食制度の維持のためにはやむをえない手段ということになるのだろう。
「ウチには、もう就学児童はいないからいいや」とか、「誰かが何とかしてくれるだろう」とか、そういうことから脱却して、少なくとも「関心を持つこと」から始めて、「自分に何ができるのか、何かできることはないのか」を考え、大上段に構えず、「できるところから実行する」必要があるのだろうと思った。
環境問題にしても、食料問題にしても、医師不足にしても、年金問題にしても、少子高齢化問題にしても、何にしても、すべてが、繋がっているから。
ただ、関心を持ったとしても、それをどう集約していくのかは、考えてみれば、よく分からないのだが。それは、やはり、市議会議員だとか、そういう人たちの街頭演説などに耳を傾けて、いろいろ議論をするところから、始めなければいけないのだろうな、きっと。
手段は、いろいろあるだろうが、ただ、政治に無関心でいることは、決して、我々の、大きくいえば、人類の生活や文化を向上させることに繋がらない、ということは、確実だと思う。(い)
*最近、節電で、寝る時に、(待機電源も惜しんで)テレビのコンセントを抜いているという人にたまに出会いますが、これは緊急地震速報なども受信できないので、間違いだと思います。それと、FAXのコンセントも抜かないで欲しいですね。ある事務所に、夜中に2、3度FAXを送っても不着になる。翌朝、電話をしたら、「夜中は、節電で、電源を切っていますから」と年配の女性の声。
情報通信機器のコンセントを抜いてしまったら、節電しているつもりで、ある意味、自らを危険な状態においている、情報遮断の状態になっていることを理解して欲しい、と思うことが増えました。
【目次】
◆1.名古屋市で、「ケーブルテレビフェスタ2008」開催
◆2.コンテンツ学会設立
◆3.スターキャット、KDDIとの協業によりVODサービスを提供開始
◆4.横浜ケーブルビジョンの地域情報チャンネル「YCV チャンネル」が地デジに登場!
◆5.横浜ケーブルビジョン(株)が、ALSOK綜合警備保障(株)と共同企画で「子ども向け防犯番組」を
制作!
◆6.三重県の新地域IX【SMIX】(Super MIE Internet Exchange)サービスの開始
◆7.奄美テレビ放送㈱がJC-HITS サービスを利用開始
◆8.「ケーブルテレビ局・選挙報道の基礎と開票速報」研修
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