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第329号 「HD、双方向、データ放送がデジタル放送のメリット」
[2009.09.05号]
7月の末に、千葉市役所保険福祉局健康部健康保険課から「特定健康診断・健康診査のご案内」が届いた。「近くの掛り付けの医院に出掛けて、きちんと健康診断をしてくださいよ」というわけだ。風邪を引いた時には近くのクリニックに行くが、今年は、1月中旬にインフルエンザでお世話になった(豚ではありません)。年に一度くらいは、風邪で先生と顔を合わせることになる。3年ほど前から、血圧が高くなり始め、飲みすぎと運動不足を指摘されていた。上が140を超え、下が100に近づいていた。
「上は、それほどでもないが、下が高いのが問題。飲む量を減らし、運動をする。毎日30分でも、歩くのが良い」と改善の方向性は指示されていた。しかし、ずっと行動には移してこなかった。
昨年秋くらいから、家にある「オムロンデジタル自動血圧計」で、たまに計測をすると、下が100を超えることが多くなってきて、それなりに気にし始めていた。
腹も出てきていた。前々から出始めていたのであるが、1月のインフルエンザの際に、腹はかなり引っこんだ。〈これはいいな〉と思っていたら、2月、3月とそれまで以上に腹が出てしまった。
3月末から、4月上旬に掛けて、ケーブル局の取材に地方に出掛けた。取材道具をリュックに詰めて、着替えなどはキャリーバッグに入れて出掛ける。しかし、帰りは、旅先で見つけた酒のつまみに良さそうなもの、おいしい地元の水などを買い込むので、リュックもキャリーバッグもパンパンになり、さらに両手は土産物が詰まった袋で、ふさがった状態になる。せっかく来たのだからと、ついあれこれ買い込んでしまう。
旅先から帰ってくると、腹はだいぶ引っこんでいる。普段、机の前にばかりいるのに、歩き回るからエネルギーを消費するのだろう。しかし、しばらくすると、また腹が出始める。6月の頭に、九州を回った時も、かなり腹は引っこんだ。そしてまた膨れ出す。
ある時、〈これはリバウンドだ〉とようやく気が付いた。1月のインフルに始まり、何度かの地方取材など、一時的に腹が引っこむ原因がある。しかし、その原因がなくなると、それまで以上に栄養を補給しようとして、腹が膨れ出す。
今後とも、あちこちのケーブル局に取材に出掛けるだろう。〈その度に、リバウンドを繰り返しているわけにはいかない。どうにかしなければ〉と静かに思い始めていた。そこに、市役所から健康診査の案内が届いた。クリニックの先生にも、「だいぶ、下がりましたね」といってもらいたい。
そういうわけで、8月5日の早朝から、歩いて15分ほどの「検見川の浜」に出て、スロージョギングを始めている。(何日かは、休んでいますが、出来るだけ継続を心がけて)
スロージョギングは、NHKの「ためしてガッテン」で紹介されていた。歩くように歩幅を狭くして、ゆっくりとジョギングをするというものだ。〈これは、いいことを知った〉とぜひ実行したいと思っていた。しかし、ある日の夕方、検見川浜の街中をスロージョギングしている年配のご夫婦を見かけた。申し訳ないが、何か少し間の抜けた感じがした。そして、自分が同じようにスロージョギングを一人でしている姿を想像してみた。そうすると、あのご夫婦以上にどうにも「変」なのだ。学校のグラウンドや公園などならまだ見られるだろうが、街中の歩道を歩くようにスロージョギングをしている脇を、元気のいいおばさんグループがスタスタとウォーキングで、抜きさって行く。2、3人の自転車の女子高生は、振り向いてクスクスという嘲笑を残して走り去るだろう。それだけならまだいいが、翌日の暇つぶしのネタにされ、ゲタゲタと笑いものにもされるだろう。
もっと危ないのが、職務質問である。体がどうかしたのか、あるいは最近流行の「アブリ」でもやっているのではないか、と不審に思われたらたまらない。任意同行なんて、同意したら、もう出てこられない、と同じようなものだ。別件なんて、いくらでも理由はつく。
そう思って、街中を走るのは控えていた。しかし、どうにもならないお腹に、ついに、海岸まで歩いて行って、浜辺でスロージョギングをするということを思いついた。これなら、誰にも怪しまれない。負荷を掛けるために、南アルプスの天然水のペットボトルを1本入れたリュックを背負い、両手首には、500gのウエイトを巻く。
住宅街を抜けながら、上を見上げ、電力線、電話線(メタル、光)、USEN、KDDI、そしてケーブルネットワーク千葉のラインを確認して、タップの埋まり具合などを見ているうちに、海岸につく。
朝は、海鳥の朝食の時間。前夜の花火の跡があちこちに見られる。少しずつ、日差しが強くなってくる。おかげで早朝なのに顔が少し焼けた。夕方は、海鳥の夕食の時間。太平洋に沈み行く太陽が見られる。
今日は、雨なので、走るのは中止。明日の朝は、「新しい日本の始まり」の朝となるのだろう。
このところ、全国のブロードバンド のない地域では、今回の経済危機対策特別補助金等を利用し、ケーブルテレビを整備するという事業が本決まりになってきているようだ。政権が変わると、この辺の予算執行も見直しされ、凍結されてしまうのではないか、という声も聞こえてきている。そういうのは、やめようよね。(い)
【目次】
◆1.JC-HITS、東京メディアセンターからHD配信および地上伝送を本格稼動
―データ放送導入局も漸増中
◆2.ベイ・コミュニケーションズ、10月1日からCSハイビジョンサービス
「Baycom TVハイビジョン」を開始
◆3.イッツコムがマスコットキャラクターを公募
◆4.イッツコムが「世田谷区246ハーフマラソン」を放送
◆5.JCN主催 ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団コンサートを開催
~JCNサービスご利用者 1000組2000名様をご招待~
◆6.NHKオンデマンドを提供開始
~JCN VODサービスにて9月1日より追加提供~
◆7.YOUテレビ、KDDIとの提携により固定電話サービス開始
◆8.伊賀上野ケーブルテレビ、KDDIとの提携により固定電話サービス開始
◆9.2009年7月末 J:COM総加入世帯数は322万9,400世帯
- デジタルサービス加入率は86% -
◆10.J:COMグループが社会貢献活動(ニコロジー活動)を展開
9月は社会貢献強化月間「J:COMニコロジー月間2009」
◆11.J:COM NET ウルトラ160Mコース向けオプションサービス「無線ホームLAN」の
提供をスタート
◆12.鳥取テレトピアへRF常時監視サービスの提供を開始
~RFレベルを定点監視し、デジタル放送サービスの運用をサポート~
◆13.文字や音声を使用しないコミュニケーション支援システムVUTEを開発
~絵を選んで文章を作成し、対話を支援~
◆14.平成21年度 第2回 ケーブルテレビ局 アナウンス実力向上研修
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