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第419号「2013年いよいよ放送・通信連携のハイブリッドキャストがやってくる」

[2013.06.03号]

 だんだん、FBを見ることが多くなってきた。まる5年位、ケータイで投稿していた「デジ川柳」が今年の3月末でなくなって、眠れない夜の時間つぶしの楽しみがなくなってしまった。眠れない夜がなくなるわけではないから、当然、スマホで、なんとか眠くなるまで時間つぶしを試みる。
 デジ川柳の時のお仲間が、別の川柳仲間が集うサイトを紹介してくれ、登録はしたものの、ものすごいアマプロみたいなみなさんばかりで、足元についていくというよりも、足元をうろうろするばかり。まあ、それでも、いろいろなみなさんの話を聞く(読む)だけでも、ためになることは多いので、たまに顔出しして、ついていこうと思っているが、4月、5月と何かとバタバタして、コメントの書き込みをしていない。
 
 このサイト、基本的に「川柳の投稿ありき」のサイトで、毎日、何かしらの公募川柳に、投稿しているみなさんばかりで、しかも、その投稿した公募川柳の、優秀者発表の際に、上位入賞をされる方ばかりなのである。したがって、書き込まれるコメントの最初に、「○○さん、○○川柳、優秀賞おめでとうございます」なんてセリフが飛び交っている。

 下手は下手なりに、公募川柳に投稿しようと思うのだが、デジ川柳に投稿していた、今までのインターフェイスであるケータイでは、インターネットを基本にする公募川柳の投稿には適さない。
 布団の中で、スマホもいいのだが、いかんせん画面が小さいので、公募川柳のサイトから、各川柳募集の主催者サイトに飛んで、「応募要項」などを読むのに目が疲れる。
 しかし、眠れない夜はなくならない。
 少し、大きめかもしれないが、iPadのようなタブレットを購入して、布団の中でも、川柳の投稿ができるような環境を早期に作らねば、と強く思っている。

 とはいえ、下手なものを買って、あとで失敗した、と思うのもいやなので、今は、実際にタブレットを使っている人の、意見をいろいろ聞いている。
 しかし、夜中に、布団の中で、タブレットを掲げて操作をするというのも、腕が疲れそうだ。そのうち、タブレットホルダーみたいなものを買うことになるのだろう。
 昨年の9月に訪れたベルリンの家電ショーでは、そういう周辺グッズも豊富に揃っていた。
 今は、タブレットワールドへの長いアプローチを牛歩で歩んでいる、といったところだろうか。
 したがって、今のところ、スマホでFBを見て、眠れない夜の時間つぶしをしているのである。

 しかし、FBにアップされる写真やコメントをみていると、いろんなところで、いろんな人が、いろんなことを考え、いろんなことをやっているものだ、とあらためて驚かされる。
 それでも、まだまだ友達が少ないから、ごく一部のアクティビティーを知るのみだが、これが友達が増えてくると、それこそ、あちこちで、いろいろなことが行われていることを、ビッグデータのような感覚でとらえることができるようになるのだろう。

 20年以上の付き合いの友人で、個人が行うインターネット放送局の(世界レベルで)草分け的存在で、日本を代表する第一人者である神田敏晶さんは、昨年の夏だっただろうか、FBのお友達が5000人を超えた。FBのシステムは、5000人以上のお友達登録ができないそうだ。

 5000人では飽きたらず、もっともっと新しい友達を増やしたい、新しい友達と出会いたい、と熱望する神田さんは、「お友達登録をやめてもいい親しい友人」を募集していた。
その後の顛末は知らないが、あいかわらず、活発な活動を展開している。

 早くから、インターネット選挙運動の解禁を訴えていた神田さんは、自らも、東京都知事選に立候補したこともあり、「インターネット×都知事選立候補経験者」ということで、「インターネット選挙運動」をどう展開すべきなのか、あちこちで相談を受けている様子だ。

 選挙の公示日から、選挙当日の前日の23時59分までが、選挙運動期間で、その間、有権者は、FBやツイッターなどのいわゆるWebを利用して、選挙運動を行ってよい、ということになった。
 メールは、選挙に関するメールを送っていい人が、候補者、政党などに制限され、送る相手も、「メールを送ってもらってもかまわない」と同意を得ている人、とだいぶ規制を受けている。
 立候補者から送られてきたメールを一般の有権者が「良かれ」と思って、知り合いなどに転送すると、『メールを利用した選挙運動の資格のない者が行った選挙運動』ということになり、「アウト!」ということである。
でも、これ、各地の選挙管理委員会が、徹底して告知しないと、たくさんの人が、安易に、やってしまいそうな気がする。
 すでに法律は施行され、最初の国政選挙から実施されるから、今度の参議院選挙から、『インターネット選挙運動』が行われることになる。

 インターネットは、世界規模のメディアサービスである。広がりが大きい。
 国政選挙も、各選挙区の候補者の中から当選者が選ばれるわけだが、まだまだ括りは大きい。稀薄性が高い。 しかし、1行政区の首長選挙や議会議員選挙になると、非常に枠が小さくなる。密度が濃くなる。

 参議院選挙でも、最初の『インターネット選挙運動』で、いろいろ課題が出て来るだろうが、その後の地方選挙でも利用されることになると、また国政選挙とは違うレベルの、課題も出て来るだろう。

 「顔の見える距離の中に、書き込み自由のインターネット」というメディアを利用した選挙運動が解禁になることで、これまでの地方選挙の選挙運動とどのような違いが生まれてくるのか。

 地域でインターネットプロバイダー事業を展開しているケーブルテレビ事業者は、また新しい課題にチャレンジすることになるだろう。(い)


【目次】

◆1.NHK技研公開フォトレポート

◆2.東芝、4K対応液晶テレビ「レグザ Z8Xシリーズ」を発売
   ―84V型、65V型、58V型の3サイズで4K時代の大画面・高画質を実現―

◆3.東急のオープンモール型ショッピングセンター「グランベリーモール」で、「O2Oサービス」の実証実験を開始

◆4.イッツコムの太陽光発電が東京都の「屋根ぢから」ソーラープロジェクト推奨プランに選定
   ~東京都民への低利ローン(実質年率1.95%)を活用した販売プランを提供~

◆5.JCNと「旅チャンネル」のコンテンツコラボレーション始動!!
   第1弾:共同制作番組が7月より放送開始

◆6.北海道日本ハムファイターズとジェイコムイーストがコラボ番組を制作
   ファーム拠点「鎌ヶ谷スタジアム」から選手がイベント情報をお届け!
   『週刊!鎌スタ☆ニュース』を6月3日よりJ:COMチャンネルで放送

◆7.J:COM さいたまと上尾市が「災害時における放送等に関する協定」を締結
   ~J:COMチャンネルで災害時に緊急情報を提供~

◆8.Dlife、「リベンジ シーズン2」を一挙放送

◆9.特別編成「スティッチ あつめて!ロックンイトコ」を6月9日(日)10:00より放送

◆10.「らんま1/2(デジタルリマスターHD版)」世界初放送スタート!!

◆11.FOXがLIG社と共同でエエンタメニュースサイト“エンタメウス”を開始
   海外TVコンテンツのみならず、あらゆるジャンルのエンタメニュースを遊び心溢れる独自目線で配信!

◆12.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内

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