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第426号「スマートフォンに載りだしたケーブルテレビの地域アプリ」
[2013.08.31号]
8月20日。千葉の温度は、30度。百葉箱の中の温度が30度のはずだから、外気の温度はもっと高いだろう。
盆を過ごした栃木では、温度計を玄関の外に置いておいたら、お昼には、50度になっていた。というか、それ以上は、目盛りがなかった。もしかすると、50度を超えていたかもしれない。熱いエアー温泉に入っているようだ。
千葉の仕事部屋には、クーラーを設置していない。隣のリビングは、とりあえずクーラーをつけっぱなしにして、たまにボーッとした頭を冷やしに行く。下手をすると、温度差は10度くらいあるかもしれない。仕事部屋とリビングの境のドアを少し開けておくと、もあっとした空気がリビングに流れ込むのがはっきりわかる。
今日は、朝8時に机の前に座り、原稿を一本仕上げた。11時半になっていた。炊飯器のスイッチを入れると、無性に野沢菜の漬け物が食べたくなり、駅前の関西系大型スーパーイズミヤに買いにいった。
戻ってきて、昼食を取り、休養日で高校野球の中継もないし、頭や目を休めようと、昼寝をすることにした。1時間半ほどして目が覚め、起きようとすると、左の足の薬指と小指がつった。これはいけない、と起き上がって、指をももうと、右足に力をいれると、今度は、右足の薬指と小指も同じようにつった。
原稿の締め切りで、机の前に座りっぱなしの日々が続くと、左足のふくらはぎに疲れがたまり、ふくらはぎがつることはあるが、盆休みで体はだいぶ休めている。とすると、午前中、だいぶ汗をかきかき、PCを叩いたものだから、塩分が不足していたのかもしれない。だから、野沢菜も体が欲しがったのだろう。
気象庁が、「クーラーを適度に利用するように」とテレビで流しているが、その通りだと思った。家の中での熱中症にも、十分気をつけなければいけない。
仕事場の窓を閉め、外気を遮断し、リビングとの境のドアを開放して、部屋の全体温度を低くすることにした。
昨日は、JCN千葉の工事の人に来てもらい、500GHDD内蔵STBから、Smart TV Boxに交換した。13時に来て、いろいろこちらの質問に応答しながら、作業を進めてくれ、設定含めて、2時間くらいで終わった。KDDIのVODサービスに加入していたので、以前、双方向化の工事を行っており、工事は一工程短縮されたという。営業のNさんも顔を出してくれた。
感想は、「あっけないほど簡単に、テレビはスマート化」した。スマートTVの専門家にいわせれば、いろいろ酷評するところもあるんだそうであるが、それはそれとして、なかなか使い勝手も良い。
いろんなところで、デモも見てきたが、機械ものは苦手なので、みんなが見ている前だと、何か気恥ずかしさを感じて、リモコンを手にしていろいろ操作してみる、という気にならない。
しかし、購入、いや違ったリースか、いずれにしろ、目の前にあるSmart TV Boxを動かさないとテレビの録画が出来ないわけだから、いろいろボタンを押したり、上下左右キーを押したりして、これまでのタイムシフト視聴のライフスタイルの継続を試みる。
リモコンは、やや小さいが、これまでのPanasonicのSTBのリモコン同様使える。タブレットは購入したので、Wi-Fiで飛ばして、セカンドスクリーンの環境にもなった。テレビの画面の映像と違う映像が、タブレットの画面に映ると、それはそれでけっこうな感動ものである。
どこまで離れて見えるか試すと、直線なら、3~5メートルくらいは大丈夫なようだが、角を曲がって、違う部屋に入ると固まってしまう。部屋の入り口は、OK。これは、これで、電波特性でいたしかたない。
何といっても、2画面録画していても、3つめの番組が見られるのがいい。2テラのHDDもありがたい。HDで、181時間録画。画質を落とせば、録画時間は、それなりに大きくなる。
何しろ、全録とまではいかないまでも、大量録画&タイムシフト視聴が基本だから、これはと思う番組は、気兼ねなく録画予約できる。HDDは、8台まで増設できるようなので、行き付けの有楽町のビックカメラで、3テラくらいのHDDとUSBポートを買ってくれば、(編集はしないだろうが)それなりにアーカイブ的になる。
「見るのか!?」という質問を受けそうだが、それはあとの話で、とりあえず、これはと思う番組は、録画しておきたい。BDに焼く話は、また後で考えることにする。それよりも、テーブルの上に、高く積まれたBDの山が、これ以上成長しない方が、今は、いい。
ホーム画面から、カーソルを左に持っていくと、YouTubeが見られる。ここに、秋口になると、「milplus」が入ってくるという。その時になったら、入れてくれるように頼んだ。
昔、飲み会のくだけた席で、「J:COMのVODがどんなものなのか見たい」といったら、「思い切って、J:COMエリアに引っ越せばいいじゃない~」と少し頬を赤らめたカワイコちゃんに勧められたが、さすがに引っ越しは、簡単にはできない。
そのJ:COMのVODサービスが向こうから来てくれるというのだから、ありがたい。利用するかどうかは、コンテンツ次第だろう。とにかく、「そこにある」ことがありがたい。
昨日、工事の人が帰って、さっそく「にっぽんケーブルチャンネル」の録画予約を行った。「ふるさと便り」も予約した。上路雪江(じょうじ・ゆきえ)さん始め、女性MCのキャラが明るくていい。
ネットで、検索すると、上路さんは、岩手めんこいテレビのアナウンサーだったのか。
そういえば、昔、ある会社に、『岩手めんこいテレビ』に出す定期郵送物を、ずっと『岩手めんたいこテレビ』と信じて出し続けていたこれまたカワイコちゃんがいた。知り合いの部長があるとき気がつき、「ずっと、これで出していたのか?」と聞くと、「そうです」という。社名が間違っている、と指摘したが、「何をいっているんですか!?」と逆に、たしなめられた。
まだネットがないころで、民放連の年鑑かなにかを持ち出して、社名の違いをようやく理解してもらった。ひたすら、あやまる彼女。《「めんたいこ」は食べたことはありますが、「めんこい」は、まだ食べたことがないもので……》。
心中、頭を抱えた部長。一案がひらめき、「岩手県では、キミのようにかわいい女性を『めんこい』というんだよ」と説明した。
ニコッと笑って、照れくさそうに頬を赤くした彼女は、すぐに宛名ラベルを『めんこい』と修正してくれたそうだ。
酔席の話だから、どこまで本当かというのはあるが、だが、彼女には、「ない!」と言い切れない話なのである。(い)
【目次】
◆1.新居浜市が地域情報配信アプリによる住民サービスを提供
◆2.ジャパンケーブルキャストが、公共情報コモンズの情報を「JC-data」で配信開始!
◆3.多摩ケーブルネットワークがJC-dataを利用してデータ放送を開始!
~行政や地域コミュニティ情報の充実で市民の役に立つデータ放送を目指す~
◆4.イッツ・コミュニケーションズとONEエネルギーが業務提携
通信事業者で初、家庭用蓄電システムのレンタルサービスの取り扱いを開始
◆5.JCN武蔵野三鷹が、「第46回 三鷹阿波おどり」を生中継&特別番組
◆6.JCNマイテレビと国立市が防災情報をテレビ放送する協定を締結
◆7.JCN マイテレビが地域の子どもたちの「なりたい夢」を応援
~昭島モリタウンのイベント「みんなの夢をお手伝い」に協力~
◆8.JCNテレメディア、9/26に開局25周年記念イベント第二弾を開催!
~「NHKカジュアルクラシックコンサート」に地域の皆さまを招待~
◆9.株式会社JCNみなと新宿が、財団法人東京ケーブルビジョンの事業を譲受
◆10.JCNくまもとが熊本市と「災害発生時の被災者支援情報の放送に関する協定」締結
◆11.JCNグループケーブルテレビ局の防災特集番組を放送
◆12.JCNが、ホームページをリニューアル
◆13.J:COMチャンネル「高槻市全域大防災訓練生中継」でコミネットを使った運用支援とスマホ配信実験を実施
◆14.ジェイコムイーストが海老名市と「災害時における災害情報等の放送等に関する協定」を締結
◆15.マンション向けサービスで長谷工とJ:COMが業務提携。
高圧一括受電サービスにCATV・インターネットを組み合わせた新プランを展開
◆16.札幌市とジェイコム札幌 「災害時等における緊急放送等に関する協定」
を締結
◆17.J:COM 湘南が寒川町と「災害時における災害情報の放送等に関する協定」を締結
◆18.光ファイバによる雨量計測実験を実施
~東京大学、江戸川区と共同で9月1日開始~
◆19.キッズステーションが、未就学児向けオリジナル番組「ハッピー!クラッピー」の有料イベント開催
◆20.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内
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