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第431・432合併号「いよいよ来春の合併に向けて動き出したJ:COM、JCN」

[2013.11.21号]

 栃木の実家でも、Smart TV Boxの導入を検討することにして、地元の「ケーブルテレビ」の知り合いに、『年末年始の番組など余裕をもって録画したい。12月10日位を目途に替えようか、と思っているのだが、ついては見積もりを出して欲しい』というメールを送った。
 こちらの知りたいことや、やってみたいこととして次のようなことを記した。

(1)タブレット付きのコースを申し込んだ時、現在のコースから、どれくらい毎月の料金が上がるのか。
(2)Smart TV Boxは、外付けHDDを8台まで増設できるという話を聞いた。8台とはいわないが、USBポートを入れて、まず2台をつなげる環境を作りたい。
(3)USBポートは、どこか推奨の商品があれば、こちらで購入する。
(4)HDDは、「1テラが、1台付いてくる」というチラシが入っていたが、2テラのものも購入しておこうと思う。
(5)1台のHDDには、栃木のコミチャンの15分くらいの番組を最初から録画しておきたい。帰った時に、早送りで見て、地元の動きがわかるので。
(6)とりあえず、毎月の料金と最初の初期費用の概算を出していただきたい。

 ついでに、「千葉で録画したHDDを持って、栃木に行き、USBポートに差し込んだら、認識して、動くのだろうか」という質問も加えた。

 翌日、丁寧な返信をいただいた。まず、最後の質問の回答は、「USB接続HDDは、接続機器が変わると(スマートテレビに限らず)再生できなくなってしまいます。」ということだった。
 余所でも、いろいろ取材をしたが、ケーブル局の問題ではなく、著作権が絡む話らしい。ここは、利用者に良く告知して、理解しておいてもらった方がいいだろう。

 機種変更した場合の月額利用料金の差は、「+\840程度」ということで、想定内だった。1000円以内の増額で、長時間・安心録画の環境が整うのだったら、御の字である。HDDを2台にすれば、個々人、あるいはジャンルによって異なるHDDに録画することができる。しかし、2台で足りるだろうか。
 要は、録画番組の整理の問題である。書棚の本をジャンルに分けて分類するような考えに立てば、(1)(多チャンネル系の)ドラマ・映画、(2)コミチャン・落語・スポーツ、(3)NHKや民放のドラマ・ドキュメンタリー他、の3分類は、最低必要になるかもしれない。そうでないと、いざ見ようとするときに、見たい番組を探すのに、けっこう手間取るだろう。

 毎月のコストが、大幅にアップするのはこたえるが、最初の初期費用は、「かかるものはかかる」と腹をくくれば、なんとかなるだろう。むしろ、あとから1台増設してもらう方が面倒だ。HDDの販売価格は、「1TB:\8,925、2TB:\11,970」だから、どうせなら、2テラを3台にしてしまった方が、長い間には、割安だ。
 USBポートも自分で買ってくるのはやめることにしよう。有楽町のビックカメラに行っても、結局、どれを選んでいいのか考え込んで、決めかねるなんてことにもなりかねないから、ここは、「USBポート」の準備もお任せしてしまった方が安心だ。
 栃木の「ケーブルテレビ」の場合は、『接続方式がFTTHになりますので、Wi-Fiルータ(5Ghz/2.4Ghz両方に対応したタイプ)設置を想定しています。5G帯でSTVBを接続し、2.4G帯でタブレット他をつなぐような形になります。』というから、千葉の自宅とは、工事の仕方も、機器の置き方も違うのかもしれない。
 千葉から持っていくiPadやiPad mini、スマートフォンとのWi-Fiネットワークも整えてもらおう。わからないことは、いろいろ聞いてみよう。
 まあ、いずれにしろ、大晦日に、どちらが裏番組と思うかは、個々人の好みだが、「民放のお笑い番組」も、「NHK紅白歌合戦」も、どちらの番組も見られるように、タブレットも購入して、セカンドスクリーンを活かすようにしたい。
 2人でも見たいチャンネルは、分かれるが、3人になると確実に分かれるだろう。4人以上になると、「そのどちらでもなく、私は、この番組が見たい」という人も出て来て、違う部屋にあるテレビをつけて見るだろう。
 お茶の間に、テレビ本体とタブレットがあれば、二手に分かれて、テレビを視聴することになるだろう。テレビ本体は、子や孫に取られても、大人たちは、何となくこたつのテーブルに置かれたタブレットで、箱根駅伝を見ているというような感じ。

 でも待てよ、普段だって、夫婦に娘、息子の4人家族だったら、それぞれ録画したいものが違うだろうから、最初から、2テラを4台提案した方がいいのではないだろうか。
みんな、お茶碗とお箸だって、(たいてい)それぞれのものが決まっているんだから、それぞれのHDDがあってもおかしくないだろう。
 むしろ、録画好きには、そういう提案の方が受け入れられるのではないか。サッカー好きだったら、2時間の試合を60試合分くらいは録画できる。これは、野球好きにとっても同じことだ。もちろん、アニメ好きにだって、同じこと。例えば、サザエさんを毎週録画にしておいたら、けっこうな「アクティブ・アーカイブ」ができあがる。
 ジャンル毎、家族毎に、HDDを分けて使う賢いタイムシフト視聴を提案する時期だ。
 たぶん、年末年始は、「Smart TV Box」の売り時だろうと思う。Smart TV Boxは、録画時間が長いので、年末年始の録画には、ぴったしだ。
 すでに導入しているケーブル局はもちろんだが、春先の導入局でも、加入予約、機種更新予約のキャンペーンを張った方がいいだろう。

 8月19日の千葉の自宅に続いて、ここに来て、栃木の実家のテレビ回りの環境も変える。
 その背景には、さまざまな映像撮影技術の進化により、「録画して、時間のある時に見たい」という気持ちを起こさせる、これまで見られなかったような映像番組が多くなっていることがある。
 それにしても、3台は多すぎでは、という意見もあろうが、筆者の知り合いのアニメファンの女性は、HDDが4台ある、といっていたから、それに較べれば、まだ、序の口だ。
彼女が録画してアニメなどを見ていると聞いたのは、ずいぶん昔の話で、その時でさえ、 「昔から録画している」と聞いたから、彼女の録画歴は、もう何十年かになるのだろう。
 そういった大先輩に較べれば、筆者など、まだまだ駆けだしたばかりである。

 映像情報は、やはり情報量が多い。本を読まないわけではないが、本を読んでいるのと同じ時間に、得られる映像情報量は、格段に違う。
 本を読むのと、映像を見るのとでは、本来、目的が違うので、決して読書を否定するわけではない。だが、「読書を楽しむ」余裕がない時に、映像情報を見て、わからないときところはネットで検索する、というようなことは日常良く起きる。
 NHKスペシャルなど、つい、気になって録画してしまう。NHKオンデマンドでも視聴できるだろうが、加入していないので、それなら録画してしまって、見たら消すという方を選びたくなる。
 だが、近い将来、Smart TV BoxにIP-VODサービスの「milplus(みるプラス)」が載ってきたら、NHKオンデマンドにもアクセスして、見逃した映像を見るようになるんだろうな、と思う。(い)


【目次】

◆1.トップセミナー2013 in 大分(日本ケーブルテレビ連盟九州支部)

◆2.日本ケーブルテレビ連盟中国支部例会フォトレポート(広島県三原市)

◆3.「エフエムひゅうが」に免許状交付

◆4.日本デジタル配信が、有料放送管理業務の届出と実施方針を公表

◆5.ジャパンケーブルキャスト、有料放送管理事業者の届出を実施 

◆6.J.COTTスマートTV実証実験 IPライブ配信トライアル実施

◆7.CATV局向けスマートTVサービス「COTT」、「スカパー!オンデマンド」サービスを提供

◆8.J.COTTスマートTVサービス、TuneInインターネットラジオディレクトリーサービスを提供、
   サービス連携に関する事業提携もスタート

◆9.ジェイコムウエスト、イルミネーションフォトコンテスト2013開催
   ~今年は道頓堀の角座広場にキラキラ☆ざっくぅが登場~

◆10.ジェイコムウエスト、羽曳野市と「災害時等の緊急放送における協定」を締結
   ~J:COMチャンネルで緊急時の災害情報等を提供~

◆11.おうちのお困りごともJ:COMにおまかせ!12月1日より「J:COMおうちサポート」提供開始
   ~水まわりや鍵のトラブルを解決・ハウスクリーニングも優待~

◆12.栃木ケーブルテレビ、館林ケーブルテレビ、結城ケーブルテレビ、筑西ケーブルテレビで
   IP-VODサービス「milplus(みるプラス)」提供開始ー2013年12月1日より

◆13.J:COMとJCNが経営統合

◆14.JCNスマートテレビと連携して楽しめるタブレット
   「XperiaTM Tablet Z SGP311JK/B <Smart TV Box仕様>」提供開始

◆15.JCN関東が川島町と「防災情報等の放送に関する協定」を締結
   ~JCN関東チャンネルで緊急時に災害情報を提供~

◆16.JCN関東とJCN熊谷が特別番組制作
   「~北陸新幹線2015年春開業~義仲・巴スペシャルトークin 埼玉 いざ、出陣!」

◆17.多摩地区のケーブルテレビが「第13回多摩シニアオープンオノフカップ特別番組」を共同制作・放送
   ~杉本英世、安田春雄、羽川豊、渡辺司らプロとアマチュアプレーヤーが参加~

◆18.~須高ケーブルテレビ株式会社 開局25周年記念特別事業~
   「私が選ぶ 須坂百景」100選の発表・シンポジウム開催

◆19.東急グループの主要商業施設で公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを提供
   -来訪者の利便性向上、情報伝達手段の充実を目指す

◆20.イッツコム、『お得パックwithタブレット』の提供を開始

◆21.完全無料のBS テレビ局・Dlifeに「SUITS/スーツ」が登場

◆22.『福島“ゆめ”だより~ふくしまから はじめよう~』11月放送!(旅チャンネル)
   ~“ご当地キャラ”が大集合をしたイベントやウルトラマンゆかりの地を紹介!~

◆23.メディアキャスト、ハイブリッドキャスト用HTML5コンテンツ制作ツールを開発
   ―次世代放送サービスを支える業界初の本格的なオーサリングツール

◆24.第26回「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2013」受賞者決定

◆25.全国ふるさとコンテンツ配信プロジェクト
   『けーぶるにっぽん』第4シリーズ ラインナップ決定!制作開始

◆26.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内

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