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第433号「12月1日、「エフエムひゅうが」開局記念イベントに8000人」

[2013.12.10号]

 11月下旬、検見川浜駅前の関西系大型スーパー「イズミヤ」に食材を仕入れに行くと、珍しい清涼飲料水が目に入った。愛のスコールメロンとマンゴーである。「愛のスコール」という清涼飲料水は、まえまえから知っており、たまに口にすることはあったが、《メロンとマンゴーの新製品が出たのだ》とすぐに1本ずつカゴに入れた。飲んでみないと、好みに合うかどうかわからないので、一度に珍しいものの大量買いはしない。
 ぐるっと売場を回ってみると、大阪のもぐらやの「もの字焼きどらやき」があったので、これも5個入りを箱で買った。普段、あまり甘い物は食べないが、おいしそうなので、一度3個ほど買って食べると、たいへんおいしく、それ以来、年に何回か、ワゴン販売をするときに、箱で買って食べている。いわゆるやみつきというやつだ。
 原稿書きの合間の小腹が空いたときなどに、2個くらい食べると、満足感にひたれ、続けて原稿を書く気にもなれる。

 3ヶ月に一度くらいやってくるのだが、ワゴンの中に並べられたばら売りのどら焼きを手にして、買おうか買うまいか迷っている主婦などをみると、《何をためらっているんだ!?そこでためらっていると、一生安くてうまいものには巡り会えないぞ!》なんていう気持ちにもなる。
 中には、ひとつひとつの袋を手にして、違いを較べているように見えるおばさんもいるが、《どれも同じ。後がつかえているから、早く買って順番を空けてあげなよ。売上貢献!売上貢献!》なんて思っていると、手にした袋を置いてその場を立ち去るから、《ああ、おいしいものに巡り会う機会を自ら逃して、きっと運も逃してしまうのかもしれない》と思う。
 
 そんなことを箱のワゴンに近づく15秒ほどの間に思いながら、人だかりにはならない「箱のワゴン」から、箱を一つ手にして、さっさと立ち去る。口の中には、あのおいしさが蘇り、なんともいえない幸福感に満たされる。安い幸福感といえば、その通りだが、小さな幸せの積み重ねが、やがて大きな幸せになる、と年の瀬らしく、少しきまじめにほざいてみよう。「『小さな杯の積み重ねが、翌日の二日酔いにつながる』じゃないのか!?」といわれそうだが。

 とにかく、この「もの字」のどら焼き、本当にうまい。サプライヤーの営業関係者は、そろそろ契約更新の厳しいシーズンを迎えることになるが、大阪から取り寄せて持参しても、あるいは先方に大阪から送ってもらっても、喜ばれる品物だ。
 そういえば、一度、築地のある編集部にお土産で持っていくと、女性社長のIさんは、そのあまりのおいしさに、家族にもぜひ食べさせたい、とわざわざ大阪から取り寄せた、という親孝行の逸話が残るくらいおいしい。

 11月29日、夜、有楽町のビックカメラで、Canonのデジタルカメラの新機種を購入し、浜松町経由で羽田空港第2ビルに向かい、隣接する羽田エクセルホテル東急に泊まった。
 翌日7時25分発のJAL便で、宮崎に向かうからだ。当日の朝、この便に余裕を持って乗るためには、千葉の自宅を4時半くらいに出なければならない。
 早朝の寝ぼけ頭で、余裕を持った行動が出来るか自信がないし、それに交通トラブルが発生したら、それでおしまいである。それなら、羽田の近くに前泊してしまう方が安心である。
 ネットで検索してみると、エクセルホテルは、やはり高い。2万円台半ばである。しかし、それではと、浜松町周辺を探してみたが、かなり狭い部屋でも、そこそこの値段はするのである。1万円から1万5000円は普通で、少し広い部屋になると、2万円くらいになる。しかも、浜松町からだと、朝起きて、空港までは、まだかなりの時間はかかる。
 それならば、出来るだけ、飛行機の乗降口に近い方がいい、とエイヤっと覚悟を決め、赤坂の紀ノ川に座ったつもりで、エクセルホテルを予約した。

 今回の最終目的地は、日向。12月1日に行われるコミュニティFM「FMひゅうが」の開局記念イベントの取材である。朝起きて、なんだかんだしているうちに、6時半を回り、チェックアウトして、空港第2ビルからJAL便が出る空港第1ビルへ向かう無料の循環バスを待っていた。
 70歳前後の夫婦が目の前にいたが、「バスはすぐには来そうにない。歩けばすぐそこ」と判断し、夫が、「あそこまでだから歩こう!」と元気よく横断歩道を渡り始めた。そういわれれば、妻も後をついていかなければならないのだろう。何の疑問も持たず、後を追って行った。
 たしかに、空港第1ビルは、目の前にある。しかし、空港第2ビルから空港第1ビルまでは歩くとけっこうな距離がある。実際に、歩いたことはないが、前に同じ事をしようとして、空港の係員の女性に、「歩くとどれくらい?」と尋ねたら、あからさまに《やめた方がいいですよ》という顔をして、「無料バスが、すぐ来ますから、9番でお待ち下さい」といわれたことがある。

 空港は、広い。近くに見えてもけっこうな距離はあるのだ。《やめた方がいいですよ》と声を掛ける間もなく駆けだして行った夫婦が、無事第1ビルに辿り着けたか、しばらく気になった。「『すぐそこだ』といったのに、違うじゃないの!?」と妻の怒りの攻撃を浴びてやしないか、と心配になったのだ。もしかすると、そうした夫の判断は、これまでも繰り返し経験しており、何度もそれを乗り越え、乗り越えるたびに、小さな幸せを積み重ねてきた夫婦なのかもしれない。

 宮崎空港に着くと、寒かった。千葉の方がだいぶ暖かい。その日は、特に冷え込んだようだ。9時半は、通常ならば、ふとんから這い出る時間であるから、この日はだいぶ前倒しの行動をしていることになる。すぐに、延岡行きの普通列車に乗り込み、買ったばかりのCanonのカメラのセッティングを始めた。これまで長年オリンパスを使い続けてきて、Canonは初めての出会いになる。ここ10年ほど使っていたオリンパスのカメラが、狙った時にシャッターが切れなくなり、しかも光の弱いところで撮影をしようとすると、ストロボが何度か光るのだが、なかなかシャッターが切れない。

 先日、11月15日に行われた日本ケーブルラボ主催のオータムセミナーでも、講演者の顔写真を撮ろうとすると、ストロボは何度か光るのだが、焦点が決まらず、シャッターが切れない。
 午後は、米国のケーブルラボから講演者を招聘した国際セミナーで、同時通訳が入った。会場で聞いている参加者は、イヤホンで同時通訳を聞いているのだが、何度か繰り返されるストロボの発光を同時通訳の無線を配信するメインのマシンが拾って、流合雑音になっていたようで、「『ザザザ』っという音が入るから、《何の音かな》と思っていたら、筆者のストロボの発光と同期していた」と昔から親しくさせていただいているO理事長にいつものニコニコ顔で指摘を受けた。
 「えっ。そんなになってたんですか。失礼しました」とお詫びしたが、何と、ケーブル業界で最も有名な四文字熟語「流合雑音」の発生源に筆者のカメラがなっていたのだ。
今度、O理事長にお会いしたら、「カメラを買い替えました!」ときちんとご報告しなければいけない。いっていただいて助かった。

 カメラのメーカー、機種を選ぶのには、IケーブルテレビのS副社長にご意見を伺った。Iさんは、facebookに数多くの写真をアップして、仲間の目を楽しませてくれている。噂では、フリーカメラマンの名刺を持っているとかで、カメラの知識もカメラを持つ心構えも、被写体に向かう姿勢も、編集部の記者が見様見真似で写真を撮ってきたのとは違う。
それは、Iさんが撮った写真を見ればすぐわかる。

 「メーカーはどこですか?」とIさんに尋ねると、「オレは、ずっとCanon」という返事が返ってきた。それが、なぜかズシリと腹に響いた。
やりとりを聞いていたHネットワークのO社長が、「デジカメは、毎年買い替えるくらいじゃないとだめだよ」と意見を添えてくれた。その通りである。光学系の進歩は、すさまじい。

 記者会見に行くと、駆け出しの女性記者が撮った画像の方が、かなり明るかったりして、ずいぶん前から、買い替え需要は、深層心理の中に芽生えていた。
 今回、たまたまのO理事長の指摘で、買い替えの意志が固まり、I副社長に意見を聞き、O社長の意見で、買い替えが確固たるものになり、タイムシフト視聴で見ていたTBS「噂の東京マガジン」で流れていたCanonのCMで、「これが欲しい」とターゲットの商品が決まり、12月1日のFMひゅうがの取材が、新しいカメラの撮り下ろしのいい切っ掛けと、購入を決意し、11月29日、有楽町のビックカメラに行った。

 しかし、数多くのカメラを前にして、どれを選んでいいのか、Canonさえブレ始めた。いろいろ見ていき、何となく持って分相応なもの、分相応な価格、CMで見たよな、ということでCanonの新商品を手に取り、見ていると、店員がやってきて、商品を説明してくれた。その店員は、レンズ2本付きの品を推薦した。すぐには決めず、もう一回りして決めようと、他社製品を見て回った。Canonに決めるための購入決意行動みたいなものだ。

 一回りして戻ったが、先ほどの店員はもういない。12月を前にした月末の7時過ぎだから非常に混雑している。遠くの店員を呼んで、「これが欲しい」と先ほどのレンズ2本付きを指さすと、「中望遠でなくていいですか?」という。「どういうことですか?」と尋ねると、レンズが1本で、レンズを交換する手間が省ける、という。《う~ん。どうしようか》と思ったが、現在使用しているオリンパスはレンズ2本で購入していた。

 今回は、セカンドオピニオンの店員の意見にしたがってみようということで、中望遠のものを購入した。レンズ2本のものに決めていたはずなのに、最後までわからないものだな、と思った。
 レジに行くと、クレジットの通信回線がつながらなくなっており、決済に時間を要した。ネットワーク社会は、何かあるとたいへんだ。

 カメラのセットアップを終えて、車窓を見ると、海岸沿いのリニアの実験線の跡地に太陽光パネルがきちんと並べられていた。写真を撮ろうとしたが、間に合わなかった。

 日向につき、喉が渇いたので、自販機の前に行くと、見慣れたボトルが目に入った。愛のスコールマンゴーである。
 《え~、ここでも売ってるんだ》と購入して、販売元を見ると、何と宮崎県都城市の南日本酪農協同株式会社の商品であった。

 本稿を書くのに、ネットを開いてみると、宮崎県民お馴染みの味の乳性炭酸飲料なのだそうだ。今回は、来る前から、宮崎にご縁があったようだ。(い)


【目次】

◆1.「エフエムひゅうが」開局記念イベントに8000人

◆2.キャッチネットワークが、『キャッチ スマートステーション』の提供開始

◆3.ベイコム、マンション向け電力提供サービス(高圧一括受電サービス)に参入
   ~割安料金での電気供給に向け、12月から営業開始

◆4.CCN、来年1月より、瑞穂市全域へ光サービス「CCN光」提供開始

◆5.堺市とジェイコムウエスト、「災害時の緊急放送に関する協定」を締結
   ~J:COMチャンネルで緊急時の災害情報等を提供 ~

◆6.となみ衛星通信、コミュニティチャンネルVOD『TST9チャンネルオンデマンド』のサービス開始

◆7.CTY制作『四日市公害特別番組~生きる~』、「地方の時代」映像祭2013優秀賞に輝く

◆8.全国ケーブルテレビコンテンツ配信システム「AJC-CMS」とIP-VODサービス
   「milplus(みるプラス)」とが連携

◆9.ハートネットワーク、西条市と防災協定締結

◆10.ハピクラファン会員サイト「ハピクラワールド」オープン!
   Twitter、Facebookや、スマホアプリも登場!!

◆11.映画公開記念 日テレプラス×キッズステーション
   「ルパン三世 TVスペシャル」コンプリート大作戦展開中!

◆12.2013年を輝きながら生きている女性第1位 レスリング吉田沙保里選手!
   「けーぶるにっぽん 輝けるなでしこ」放送記念!
   『旅チャンネル にっぽんのなでしこ』キャンペーン投票結果

◆13.NHK放送研修センター《ケーブルテレビ研修》案内

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