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第343・344合併号 「顧客サポートがカギになってきたトリプルプレイサービス」

[2010.04.08号]

 3月26日夜、NHKの爆笑オンエアバトル(オンバト)を見ていた。
 見ていた、といっても、もちろんHDD内蔵STBに録画してのタイムシフト視聴である。
 いまでは、ニュースとスポーツ以外は、「生視聴」は、ほとんどしない。オンエアーは、午後10時から11時半までであったが、風呂上りにクリアアサヒを飲みながら、12時少し前から見始めた。
(時代の変遷とは、すごいもので、最近「アサヒスーパードライ」のテレビCMをあまり見ることはなくなった。ホテルなどの宴会場では、瓶のスーパードライが出されるが、何か遠い昔の商品のような雰囲気がする。ある意味、エスタブリッシュな感じ。3年くらい前までは、クリアアサヒなんか飲めない、とスーパードライにこだわっていたが、財布がいうことをきかなくなって、やむを得ず、変えて飲み始めると、すっかり口が慣れてしまい、いまではたまにスーパードライを口にすると、苦い感じがする。いずれにしろ、飲むことは飲むんですがね)

 今回のオンバトは、チャンピオン大会で、2009年度の各放送回のトップや視聴者からの人気投票で選ばれた漫才コンビやピン芸人13組が芸を競い、第一次選考に残った2組が、昨年度のチャンピオンと2009年度のチャンピオンの座を競うというものだ。結果は、昨年一昨年と2連覇をしている漫才コンビ「トータルテンボス」が圧勝で3連覇を成し遂げた。 この番組、新年度からは、「オンバト+」(オンバトプラス)として、装いを新たにスタートする。
 
 今回、活躍を期待していたのは、栃木県出身の「U字工事」(ゆうじこうじ)という漫才コンビだ。普段は、標準語を話しているという仲間内の話もあるが、栃木県北部のなまりで、栃木のかんぴょう、宇都宮の餃子、とちおとめ(栃木で生まれたイチゴの種類)、隣県の茨城の水戸の納豆などのネタで笑いを取る。最近では、それに群馬、埼玉あたりも絡んでくる。北関東ネタに、南関東ネタが加わってきている。

 3、4年前から、オンバトで見て、腹を抱えて笑っていた。「栃木県のかんぴょう農家の跡継ぎがいなくて困っている」という話を聞き、子供の頃、味噌汁の具としてよく食べたかんぴょうの消費量が気になり出した。近くのスーパーを探してみると、国産と中国産のかんぴょうがあって、袋の裏を見ると、「かんぴょう専門卸問屋 小野口商店」とあり、住所は、栃木市城内町であった。実家のすぐ近くではないが、あの辺か、とあたりはつく。
 値段は、国産がほぼ中国産の倍であった。財布の都合で、中国産を買ってきて、味噌汁の具にした。ネットで、「小野口商店」を検索してみると、ホームページはあったが、商品の紹介がある程度で、それほど詳しい作りではなかった。
 しかし、最近、検索してみると、ホームページは一新され、情報量も増えている。「U字工事」の漫才で、「かんぴょう」の検索が増え、そうした反響の結果ではないかと思っている。「かんぴょう」の消費量も増えていれば、これまた幸いである。

 今回のオンバトには、残念ながら出場していないが、岐阜県出身の「流れ星」も好きな漫才コンビだ。2年前だろうか、ケーブルテレビショーのJ:COMブースに現れ、ファンを集めていた。岡山市には、昔、「086」という落ち着いたバーがあったが、3人組のコントグループ「東京03」も好きな芸人である。こうした芸人たちは、いつもテレビで見られるわけではないが、YouTubeで検索すると、生ではないが、好きな時に、すぐに録画映像が見られるので、たまに夜中に見て、つい大声で笑ってしまっている。

 3月20日放送回の「女の子たちが主役の女の子たちのためのTV!」というキャッチフレーズのついた『東京カワイイTV』(NHK総合土曜日23時30分から放送)では、東京・渋谷に『外人ギャル』や『外人ギャルオ』が増えているという話題を取り上げていた。
 スペインのバルセロナから、わざわざ東京の渋谷に、「ギャルファッション」を買い求めにきた3人の女性グループが登場した。彼女たちは、日本のギャル雑誌を見て、モデルの化粧やファッションに憧れ、新しいデザインのファッションの宝庫である渋谷に、買出しにきたのである。スタッフのはからいで、ギャル雑誌のモデル本人に会うと、涙を流して、その感激をあらわにしていた。思い入れは相当なものである。日本の雑誌は、スペインで買うと3倍くらいはするようだが、愛読しているようだ。

 この番組を見ていて、この「東京カワイイTV」も、YouTubeなどの動画共有サイトで、世界各地の「外人ギャル」に見られているのだろうな、と思った。
 オタクと一括りにしていいのか、あるいは専門家集団といっていいのか、要は、あるものに興味のあるグループ、ひとたちの情報は、ネットのインフラに乗って、世界中を駆け巡り、新しいビジネスや文化の交流を生み出している。
 国の高いところで、「小学校で、英語を教えることの是非」を議論していた間にも、裾野では、興味のある小学生は、英語を覚えて、さっさと独自の国際交流を始めているのではないだろうか。

 そういうことでいえば、それこそ、間違った方向にいかないように、英語の基礎的なことくらい、みんなに教えておいた方が、よい。
 こういう時代だからこそ、世界には、さまざまな人たちがいて、日本の文化や歴史、考え方やルールとは異なる、さまざまな文化や歴史があり、多様な考え方やルールがあることを理解する教育は、早いうちから行った方がよい。(しかし、現場では、教えられる人材がいるのかが、問題になってくるのか。経験を積んだ人材も少ないだろうから、子供たち自身の体験で自ら覚えていくしかない。そうすると、姉妹都市の小学校などと、定期的に、ネットでテレビ会議をするのがいいのではないか。一番いい共通テーマは、やはり環境。地域の環境変化を観察して、相互に報告する。インフラ的には、こういうことも普通にできる時代になっている。あとは、やる気と金か)
 その上で、では共通点や同意できることは何なのか、を探る訓練を教育することも必要だ。特に、食文化では。そうでないと、マグロが食べられない日が、来てしまうかもしれない。
 3月25日~28日、世界最大級のアニメ総合見本市、東京国際アニメフェアが東京ビッグサイトで開催され、27日、28日は一般公開された。このイベントの様子は、ネットで世界に紹介されるだろう。そして、日本のアニメ文化は、さらに世界に進出していく。
 環境についても、アニメについても、英語でいろいろ話し合える子供たちが、たくさんいてもおかしくない時代になっている。(い)


【目次】

◆1.《特別インタビュー:株式会社ニューメディア米沢センター》お客様サポートが最大の武器
    ――独自開発のCRMが、時代の変化と多様化に対応し日々成長

◆2.イッツコム、新社長に市来利之氏

◆3.イッツコム、鉄道運行情報をバージョンアップ。18路線に。

◆4.イッツコム、『地モトTV おかえり! 人・街 つながる沿線情報番組』
    ~ 地域密着 コンテンツを強化して地域情報番組をリニューアル ~

◆5.イッツコムが、目黒青色申告会と地上デジタル放送・インターネット対応物件の
    普及促進で業務連携

◆6.イッツコム、渋谷駅前大型ビジョン「Q’S EYE」、東急線車両内「TOQ ビジョン」などの
    屋外映像媒体の配信と保守の業務を受託

◆7.横浜ケーブルビジョンが「地域発信バラエティー のんビリー行こう」の放送開始

◆8.横浜ケーブルビジョン 新番組 「相鉄でGO!」
    相鉄線からの車窓風景 & 相鉄グループインフォメーション をお届け!

◆9.JCNテレビのおすすめ番組を動画で紹介
    ~JCNケータイサイトのコンテンツをValue UP~

◆10.ぴあとスターキャット・ケーブルネットワークが東海地区に密着したエンタテインメント
    情報誌を新創刊
    ~チャネルを特定しエンタテインメント情報をダイレクトに提供~

◆11.J:COM オン デマンドで本放送より前に先行無料配信
    4月から放送の日本テレビ系アニメ『RAINBOW -二舎六房の七人-』

◆12.J:COM オン デマンドとmyシアター 劇場公開と同時に新作映画を配信
    ―東京フィルメックス最優秀作品賞&観客賞のダブル受賞作品「息もできない」と
    サンダンス映画祭グランプリ作品「フローズン・リバー」を、4月1日より配信

◆13.J:COM NET 機能拡充。迷惑メール対策強化とWebフォトアルバムサービス「@myフォト」

◆14.JDS、地上光伝送ネットワークによるCS デジタルハイビジョン放送、スポーツ系ジャンルを
    新たに4チャンネル追加

◆15.JDS、長崎地区、佐賀地区のケーブルテレビ事業者14社へ
    地上光伝送ネッワークによるデジタル専門多チャンネル放送配信サービス提供開始

◆16.BAN-BANテレビ、KDDIとの提携により固定電話サービス開始

◆17.萩ケーブルネットワークが、島根県益田市でケーブル事業展開

◆18.ブロードネットマックス、屋内型光伝送装置「統合センター装置」用上り光送信ユニットを新発売

◆19.CCJ、シンジケートローン契約を締結

◆20.「ひかりTV」で、「日テレG+」「日テレプラス」を5月より放送開始!
    ~日本テレビ系列のCSチャンネルが、IP放送で初提供~

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